聖職者が酒なんて飲んでいいんですかぁ~!?
とか思ったのですが、ヨーロッパでは珍しくないようですね。
今回はベルギーの修道院で作られる黒ビール(?)
Leffe Brown
のご紹介です。
レフ ブラウンってどんなビール?
レフ ブラウンはベルギー南部のレフ修道院で作られたのが発祥です。
修道院自体はなんと1152年、ビール造りは1240年からつくられ始めたとのこと。歴史が違う。現在は別の町の大きい醸造所で製造されています。
ちなみにこういう修道院で作られたビールはアヴィ・ビールという一つのジャンルとして定着しています。
レフのビールは他にも定番の黄金色をした「ブロンド」がありますが、今回の「ブラウン」はローストした麦芽を使用した黒ビールとなっています。
意外とあっさり!飲みやすいレフ ブラウン
ロゴの入った銀紙でラッピングされたフタ周り。
高級感があってカッコいいやん、と思いましたが剥がすのが結構面倒臭かったのでプラマイゼロにしておきます。
あ、あと栓抜きが必要です。
グラスに注ぐとわりかし豊かな泡立ちを見せてくれます。きめ細かな泡って感じではないですが、やっぱり泡立ちがいいとテンションが上がります。
黒ビールというよりはまさに「ブラウン」っていう感じの綺麗な茶色です。向こう側は透けて見えるくらいには澄んだ液色ですね。
で、飲んでみると思ったよりも洗練された味わいです。
修道院で作られていた伝統的なビールというからもっと泥臭い感じかと思ったのですが、意外と飲みやすい。
アルコールは6.5%でビールとしては強め。飲みごたえはやや重厚。
黒ビールの特徴である焦がしたモルトのカラメル風味はありつつ、酸味は抑えられていて癖がないです。甘味がけっこう強めなのでラガー好きな人には賛否あるかもですね。
爽やか系のペールエールとクセの強いスタウトの中間、というかだいぶペールエール寄りかな?
実はちょっと独特な味わいを期待していたのですが、普通にみんなにおすすめできるビールでした。
普通に売れてもいいビールだと思う…
まあ、こういうマニアックなビールって物好きが一回飲んで終了。なパターンが多いですが、全然普段飲みでいけますね。
日本では本当に酒屋さんに行かないといろんなビールって手に入らないですからね。
っていうかビールって意外とハズレがないんだなぁ…といろいろなビールを飲みだしてから思う今日このごろ。
僕がただの舌バカでなんでも美味いっていう説のありますが…
とりあえず、一回飲んでみるといいと思います(適当)
ちなみに販売元は有名な白ビール「ヒューガルデン」と同じみたいですね!
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