「アサヒとキリンどっち派?」
「ん?ああ、俺Hoegaarden派だから」
死ぬまでに一度は言ってみたいセリフですね。
というわけで今回飲んでみたビールは
ベルギーのビール「ヒューガルデン ホワイト」。
名前は有名ですが、一体どんなビールなのか。実飲レビューをやっていきましょう。
ヒューガルデン ホワイトとは?
ヒューガルデンはベルギーの首都ブリュッセルの東にあるヒューガルデン村が発祥です。
なんと14世紀ごろからその地でビールが作られ始めたそうですね。
発酵方式は上面発酵のエール。
>>参考記事:「エールビール」って何が違う?シェア1%のビールの魅力とは
小麦を原料に使った「白ビール(ヴィット)」で、日本で主流の大麦麦芽から作られるラガービールと比べると独特に感じることでしょう。
さらに特徴としてコリアンダー、オレンジピールなども使用されていてフルーティーでスパイシー、夏にぴったりの味だそうで。
ヒューガルデン ホワイト実飲レビュー
それでは、実際に飲んでみましょう。
と、その前にヒューガルデンにはおすすめの注ぎ方とやらがあるようですね。
おすすめの注ぎ方
- 1しっかり冷やす
- 2まず3分の2注ぐ
- 3缶を回して残りを混ぜる
- 4残りを注ぐ
随分とこだわりがあるようで。缶のままグイッといきたい人には少しまどろっこしいかも。
それでは言われた通りにしてみましょう。
3分の2くらい注いで
缶を振ります。
で、注いでみると
めちゃくちゃクリーミーな泡になりました!
なるほど、これは缶のままグイッと飲む派の人もぜひグラスで試して欲しいですね!
ちなみにエールと呼ばれる種類のビールは普通に注ぐと泡立ちが少なめです。
フルーティーで複雑、でもスッキリした味わい
見た目は薄い黄色、白っぽいような濁った感じです。
透明度が低いのはエールの特徴ですが、小麦を使ったビールは白ビールと呼ばれ通常の大麦ビールと比べて白っぽい色が特徴。
日本のビールといえば黄金色で向こう側がはっきり見えるほど透き通っていますが、ヒューガルデン ホワイトはだいぶ違いますね。
で、飲んでみるとさらに違いを感じます。
その複雑な味わいに初めての人は驚くかもしれません。
小麦をベースにしているのでビール感はさっぱりしているのですが、オレンジピールやコリアンダー(いわゆるパクチー)を加えているので独特の苦味と酸味と清涼感が混じり合っています。
苦味も、ホップの苦味というよりオレンジピールから来る柑橘系の苦味を強く感じます。
スッキリ喉越しを味わうというよりフルーティーでまろやかな舌触りを楽しむというべきか。
焼き鳥を片手にグビグビ流し込む感じではないですねー(個人的には)。
でも、個人的には好きな味わいのビールです。
姉妹商品のヒューガルデン・ロゼの記事もよかったら読んでください。
>>参考:【ヒューガルデン ロゼ】フルーティーな味わいの果汁入りビール
ベルギーの代表的ビール、日本のビールとはポジションが違う?
いわゆる「とりあえずビール」で飲むようなものじゃない気がします。
日本のビールに慣れている人にとっては結構変わった味に感じると思うので。
なんかこう、ビールというよりはワイン的な扱いというか、そのものをじっくり味わうようなタイプのお酒ではなかろうかと思います。
いや僕は味オンチのニートなので偉そうな批評はできません。はいすみません。
ただ一つ気になるのは、今回は缶のヒューガルデンをいただいたのですが、瓶バージョンと産地が違うようですね。
瓶…ベルギー製
缶…韓国製
むう…同じレシピで作ってるんだろうけど、やっぱり違うのかな?っていうかベルギー製だと思って買ったのが韓国製だと後でわかるとなんかこう…モヤっとしてしまったのです。
先に確かめてから買えって話ですが。
機会があれば瓶バージョンも試してみたいと思います。
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